スクエアの力（パワー）

ホロスコープで
スクエアというのは

星と星の角度であって


その中でも意味は
悪い意味をともなうもの


衝突や困難を
表している。




もしスクエアを取っているのが
個人のチャートであれば

その人はどうしても心の中の葛藤や衝突が多いし




もしそれが
誰か相手との相性（シナストリー）で起きているなら

その相手とは残念ながら
喧嘩がとても多くなる。





スクエアは
乗り越えるのに
大変な困難をともなう
角度なのである。




そして

ホロスコープを見ることを
お仕事にさせてもらっている私が
最近とても強く感じていることがある。



それは・・・



タイトなオーブのパワー



である。




タイトなオーブとは
何を意味しているのか？というと



まずオーブとは何か？というと



角度の許容範囲のルール



である。




ホロスコープを見るときに
角度
いわゆるアスペクトを見ることは
大変重要なことであるが


この角度は何も


◆０°（合）きっかり
◆１２０°（トライン）きっかり
◆９０°（スクエア）きっかり
◆１８０°（オポジション）きっかり


ではない。




そこには
許容される範囲の角度があり


最大多くて８°くらいまでは
その角度とみなされるのである。



これは


◆０°　→　０°～８°くらいまでは合（ごう）
◆１２０°　→　１２０°～１２８°くらいまではトライン


という具合である。





さて

専門的な話になったので
混乱してきた人もいると思う。


けれども安心してほしい。


今日ここで私がお伝えしたい
大切なことは

その度数についての知識を
覚えておくことではない。




今日私がお伝えしたいのは



その許容角度がほとんどない
いわゆる


タイトな角度の威力のすごさ


なのである。





その中でも



きっかりな９０°（スクエア）



というものの威力が
本当にすごいというもの。





特に

自身を表す太陽に
土星や冥王星などの

強力な星が９０°になったときの
その影響たるやハンパない。




楽しい射手座は
全くもって楽しい感じではなくなるし


本来生まれたばかりみたいな
生命力に溢れた牡羊座は
全くもってその生気を奪われる





土星や冥王星は


非常に強い抑圧（土星）や
脅迫観念（冥王星）


を、その人の中に沸き起こさせる。





きっかり９０°というのは
それほどまでの威力を発揮するのだ。




私の研究によると

本人の内面や感情を表す月に角度を取るときも
その影響はかなり強いと思う。


けれども
月はあくまでも
本人の内面に隠れているものであり
表出はしにくいと思う。



（けれども、月が土星や冥王星とスクエアの方は、潜在的な抑圧や葛藤がすごいと感じる。）





影響が強いのはやはり
本人そのものを表す


太陽


なのである。





自分が○○座っぽくない



と感じていて、かつ
内面の葛藤と抑圧が強いと感じるなら

このスクエアの存在を
疑ってみてほしい。



乗り越えるためには
非常な困難のつきまとう角度ではあるけれども


それが自分のホロスコープチャートにあると
知るだけでも

本人の生き方としては
非常に楽になる何か？があるだろう。





それを踏まえた上で
スクエアの組み合わせを持っている人は


人生にしっかりと向き合う必要


があるのである。

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