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※こちらの続きです
(リンク増えすぎて1つのテーマにまとめました。)
5度目の結婚(シリーズ全巻)
https://ameblo.jp/makky0310/theme-10107347844.html
その日私は
フィリピンのセブ島にいた。
前から予約していた
社員とのセブ島旅行に来ていたのだ。
とても楽しみにしていた旅行だけど
心はなんだか大阪の地に
粘着テープのように
張り付いたまま離れない感じだった。
1度結ばれた恋人と
物理的に離れなければいけない時間。
これは魚座で水星座な私にとっては
かなり苦痛なことだ。
毎日でも
何時間でも
べったりとくっつき合っていたい欲求をおさえて
私と社員は
セブ島行きの機内の人となった。
彼と過ごした夜の
指や手の動きや香りや
体の重さや
温かみを
ときおり記憶の底からひっぱり出して
思い出そうとするけど
それはむしろ
寂しさと虚しさを
増長させるだけだった。
どんなに会いたくても
彼は国境を超えた先にいる人。
(自ら望んでやって来たのだが。)
たった数日前の出来事とはいえ
まるで幻ででもあったのだろうか、と思うほど
記憶の中ですでに遠いものになりつつあった。
スキューバダイビングに向かう船上で
水に濡れないように
着替えを入れた小さなバッグの
中に入れたはずのスマートフォンが
いつか?鳴らないかばかりが気になって
目の前に広がる
青く美しい海が
ちっとも目に入らなかった。
スマホが鳴らなければ
私の心は暗く深く沈み
LINEメッセージが届いた時の
チロリロリンという着信音が鳴れば
天にも舞い上がる気持ちになるという・・
私は典型的な
恋愛初期の状態だった。
今、50を目の前にして
たった一人の男に
気持ちごと
体ごと
ごっそり持って行かれてしまっている
なさけない中年女性・・・・・。
それが私の姿だった。
本当に恋というのは
人からすべての理性を奪ってしまう。
セブ島に行くことは
とても楽しく喜ばしいことだったが
たった4日の間をあけて
帰国する日が
実は何よりも楽しみだった。
私は海外という慣れない土地と
気候の変化で疲れた体を
引きずるようにして大阪に戻って来た。
でも
何事もなく
彼の側である大阪に戻って来れたことは
何よりの心の安定剤となった。
その頃から
彼への好きの気持ちは
少しずつ不安にとり変わっていった。
好きになればなるほど
苦しさや不安感が伴った。
私はどういう存在なんだろう?
彼のこのつかみどころのない態度はなんだろう?
私はそれらの不安や
彼に対する不安から来る疑問を
聞かずに自らに押し込め
別の考えに転換することで
必死に自分の心をコントロールしようとしていた。
私は心のことを知っている。
だって
心を扱うプロだよ。
それを仕事にしてるんだよ。
私に出来ないことなんてない。
私は完璧に自分をコントロール出来ている。
でも実際は違った。
何か?が苦しくて・・・・
何か?が言えなくて・・・・
もがき始めていた。
どうしようもなくなりつつあった。
それは
古い記憶がよみがえっている瞬間であった。
その正体はなんなのか?
もちろん
両親との間に出来たトラウマである。
私は自分という存在の他に
たった1年と2週間しか年の離れていない
兄弟がいた。
それの意味するところは
私は自分と蜜月の関係だった母親から
たった1年と14日で
引き離されたことを意味していた。
引き離されるとは大げさだと思われるかもしれないが
想像してみてほしい。
まだいいも悪いもわからず
大人の言葉も理解せず
自分が自分という存在すら
はっきり認識出来ていない幼児のうちに
ある日突然
ライバルとも言える
自分より小さい兄弟が現れ
自分の命とも言える母親を
奪われるのだ。
それがどんなに辛く
切ないことなのか?
大人の私たちでも
なんとなく想像出来るであろう。
私は心を教える人なので
人にはそのようなトラウマが
たくさんの種類とともにあることを
知識ではよく知っていた。
でも
人間というのは
自分のことが一番難しい。
私は4度も結婚しているくせに
それらを乗り越えるすべを
まだ自分のものにしていなかった。
4度の離婚が
相手の男性の問題ではなく
私自身の満たされていない
親との関係が投影されていることを
知識で知ってはいても
苦しい自分の中の人を
どうやっておさめたらいいのか?
ほとんどわかっていなかった。
果たして私は
またこの苦しいトラウマに向き合う時期に
差し掛かってしまったのだ。
相手を好きになればなるほど
苦しくなっていく私の心。
それはまるで
この人を好きになっていはいけない。
もし好きになってしまったら
誰かが現れて取られてしまう。
そしてまた
死ぬほどのがっかりした気持ちと
絶望を味わわなければいけなくなる。
もちろん私の大好きな人は
母親その人であり
私の好きな人を取った張本人は
弟である。
私の中の無意識は
そうやって不安という手段で訴えることで
私に警告をしているようだった。
この人をそれ以上好きになってはいけない。
傷つくのはあなた・・
傷つくのはあなた・・・・
もはやLINEの音は私にとって
苦痛を表すもの、そのものになりつつあった。
連絡がなければ
彼の心変わりを確信し
生きていたくなくなるほどの
絶望を味わう。
連絡があればまるで
そのたった1行にすがるように
飛びついた。
見捨てられ不安
私の中にある恐怖の元は
すべてそこから来ていた。
恋愛するたびに必ず陥る
地獄のトラウマに
今回も私は知らぬ間に
どんどんと落ちていった・・・・・
マッキー
この体験を通じて今は
彼の愛がすっかり信じられるようになり
トラウマを乗り越えられるようになりました。
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