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水瓶座はなぜ結婚相手に選ばれないのか?
https://note.com/makky0310/n/n3768427f02a6
↓note第二弾↓
蠍座のあの人はあなたをどう思っているのか?(蠍座取り扱い説明書)https://note.com/makky0310/n/n1df71855d687
その村には
こんな気味の悪い噂があった。
その森は
日もほとんど差し込まないような
うす暗い森で
そこには多くの
人の形をした像があり
なんとも薄気味悪いのは
その像は全く動かないはずなのに
ときおり大声で叫ぶのだ。
その森は
村の北の外れにあると言い伝えられていたが
噂は恐怖を生み出し
誰も近く者はいなかった。
だから
その奇妙な森が
本当にそこにあるのかも
誰も知らなかった・・・・・。
* * * * * * * * *
その村には
とても好奇心旺盛な
ピートという男の子がいた。
ピートは
ずっと小さい頃からおばあさんに
その奇妙な森の話を聞かされて育った。
ピートはすごく好奇心旺盛だったので
『いつかその森を見つけてやる!』
そう思っていた。
そしてピートはこの春
すべての学校での教育が終わったので
その森を探しに行くことにした。
石像が大声で叫ぶという
その、奇妙な森を・・・・。
村の北側の森と言えば
隣町のクラーツとの間にある森しかなかった。
ピートはおそるおそるその森に入っていった。
その森は確かに噂通りに
昼でもほとんど日の光が入らないほど薄暗く
ピートがもし
もっと子供だったら
決して一人では入れなかっただろう。
好奇心旺盛なピートは
怖さより
知りたい気持ちの方が勝った。
ぐんぐん深くまで
進んで行った。
すると奥から人の声が聞こえてくるではないか。
女:私は顔の美しい男と結婚したいの。
女:私はたくさんのお金を持った男じゃなきゃ嫌なの。
男:俺はいつか必ず成功するんだ!
男:僕はきっと稼げるようになって、好きなものに囲まれて生きるんだ。
ピートは急に恐ろしくなって
逃げ出したい気持ちでいっぱいになったが
(絶対に最後まで見てやる! そして家族にこのことを話すんだ!)
そう思い返して
声のする方に近づいていった。
するとそこにあったのは
確かに石像のように動かなくなった
多くの人の姿だった。
年は自分の親ほどの
そして
それ以上の男女だった。
彼らはおのおのの方向に向いたまま
全く動くことなく
ただ
口々にこんなことを叫ぶのだった。
私はお金持ちな男と結婚したいの。
俺は必ず仕事で大成功するんだ!
私は顔がいい男じゃないと結婚しないわ。
俺は大金持ちになって一生楽して暮らすぞ!
私は大好きだって思える男性と結婚するの。
僕は理想の妻をめとるんだ。僕にはそんな女性がふさわしい。
石像になった人間は
なんの脈略もなく
周囲の石像のことを一切気にすることもなく
口々に自分の思いを叫んだ。
まさにそれは
奇妙で、恐ろしい光景そのものだった・・・・・。
* * * * * * * * *
マリーは今年34歳になり
まだ結婚していなかった。
いつか結婚したいと思いながらも
それはいつかでいいと、
そんなに大切なことではなかった。
(結婚するなら素敵な男性がいいな。)
(結婚するならお金を持っている男がいいな。)
人に聞かれるとマリーは
自分の理想の男性はそんな風だと答えるのだった。
月日が流れ
マリーも1年ごとに
歳を重ねていった。
マリーの周囲の友達も
そして家族も
『マリー、そろそろ結婚したら?』
口々にそう言い始めた。
でもマリーには
それよりも大切に思えることがいっぱいあった。
忙しい仕事・・・
あまり好きな仕事ではないけれども、
私がいないと
仕事が回らない。
そして
子供の頃からずっと習っている
絵を書くこと。
親に言われたから始めて
そんなに好きってほどでもないけど
その教室に行かないと
なんだかしっくり来ない。
マリーはそんな
いつもの日常をこなすことの方が
よっぽど大切だった。
ある日マリーは
自分の足が思うように動かなくなり始めていることに
気が付いた。
(あれ?なんだか足が重たいな。)
でもマリーは
きっと疲れているのだろうと
気にも止めなかった。
いつものように仕事をしていれば
いつものように習い事をしていれば
いつかそのうち治るだろう。
マリーはさらに歳を重ね
いよいよ自分が
ひとりぼっちではいけないのではないか?そう思い始めた。
私もそろそろ結婚しなきゃ!
そうね。
この私が結婚するんだから
かっこよくて、素敵な男性じゃないと。
私を幸せにして欲しいから
お金もたくさん持っている人じゃないと。
だけど今では
マリーに
『マリー、そろそろ結婚した方がいいんじゃない?』
と言ってくれる友人は
誰もいなかった。
マリーはその時すでに
42歳になっていた。
そしてマリーは
自分の足も、腕も
もうどこも動かすことは出来なくなっていた。
マリーは生きたまま
すっかり石像のようになっていたのだ。
早く結婚しないと。
だけどこの私が結婚するにふさわしいのは
いけてる顔と
いけてる収入と
そうじゃなきゃ
結婚なんかしてやらないわ。
もう誰もマリーのことを見るものも
声をかけるものもいなくなった。
マリーはいつしか
奇妙な森の住人になった。
カルロはいつしか
大きな会社を持って
社長になることを夢見ていた。
大きな会社を作って
そして大金持ちになるんだ!
カルロは友達同士で集まると
いつもそのことを友達に話した。
俺はきっと成功するんだ!
俺はずっと小さい頃から
ものを作ることが大好きだったんだ。
あの立派なテーブルをこさえたのも俺だし、
この前は庭の隅に
小さな小屋だって作った。
だから
この、ものを作る才能があれば
きっと大きな会社を作って
大金持ちになれるんだ。
カルロの夢に
最初こそ耳を傾けていた友人も
カルロが
いつになっても
その夢の現実のために
何もしないのを見ると
ひとり
またひとりと
カルロの言うことに耳を傾けなくなっていった。
カルロはいつしか
40歳をとっくに越す年齢になっていた。
だけどカルロは数少ない友人に
未だ夢を語っていた。
俺は必ず成功する。
俺は必ずお金持ちになる。
カルロは気が付いてなかった。
動いているのは
相変わらず口ばかりで
自分が石像のように
すっかり動けなくなっていることを。
* * * * * * * * * *
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