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失踪・・・

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キラキラ【9月限定】個人セッション 募集中NEW

 

赤玉9月限定 個人セッション

http://ameblo.jp/makky0310/entry-12300061743.html

 

 

 

 

※こちらの続きです

 

赤玉BAKURO(暴露)

https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300729373.html

 

赤玉事件・・・①

https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300791088.html

 

赤玉事件・・・②

https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300845876.html

 

赤玉【予言】

https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300914165.html

 

赤玉迎える崩壊

https://ameblo.jp/makky0310/entry-12301073464.html

 

 

 

 

 

 

私の暗く沈んだ気持ちと

頭の中を整理するためには

 

 

ユタのいた商店街から

ホテルまでの道のりはあまりにも短すぎた。

 

 

 

 

私は

 

 

まとまらない心と思考を抱えたまま

あっという間にホテルに到着してしまった。

 

 

 

 

どうしよう?

 

 

 

 

私のどうしよう?の一番の理由は

 

 

 

これを

夫に伝えるべきなのか?どうなのか?

 

 

 

というところ。

 

 

 

 

 

まずもっとも大事なのが

 

 

 

私自身が

このユタの予言じみた発言を

本当に信じるか?どうか?だ。

 

 

 

 

だいたいにおいて

私はそのことすら

自分で決断できずにいた。

 

 

 

 

ユタの言葉は

あまりにも信憑性があって

 

 

(前述しなかったけど、家族のこととか、仕事のこととか、当たりすぎていることが多すぎた。)

 

 

 

すぐに自分のなかで

答えを出すことが難しかったからだ。

 

 

 

 

私自身まだ決断できていなく

グラグラした状態で

 

夫に会って

話したところで

 

 

かえって混乱を招くだけだろう。

 

 

 

 

それならば

私の胸の内にしまい

言わない方がいいに違いない・・・。

 

 

 

 

私はやっとそこまで思って

ホテルのロビー内にある

エレベーターに乗り込んだ。

 

 

 

 

でも

私が押した階は

夫が待つ6階ではなく・・・・・

 

 

 

順ちゃんがいるであろう

10階のボタンだった・・・・。

 

 

 

 

 

私はどうしてもこの混乱した内面を

一度誰かに話すことで

リセットしたかったのだ。

 

 

 

 

そういったん決めると

いてもたってもいられなくなり

早く順ちゃんに話さずにおれなくなった。

 

 

 

 

10階まで到着するのももどかしく

 

10階についた途端

小走りで順ちゃんの部屋に向かった。

 

 

 

 

 

コンコンコン

 

 

 

 

順ちゃん:

は〜い。

 

 

 

 

 

よかった〜

 

順ちゃんおった・・・・笑い泣き

 

 

いなかったら私、

どうしただろう?

 

 

 

 

 

 

私:

順ちゃん聞いて〜〜

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

 

 

 

 

順ちゃん:

どうしたん?

 

 

 

 

私:

あんな〜

今ホテルのすぐ側の商店街でな〜

ユタにおうてん。

 

 

 

 

 

順ちゃん:

へ〜、すごいね。

そうなんや。

 

 

 

 

 

私:

でな〜

聞いてよ〜〜〜えーん

私・・・

 

 

5回結婚するよ

 

 

って言われたんだよーーーーーえーんえーんえーん

 

 

 

 

 

 

 

順ちゃん:

えーーーーー!!

 

ぎゃーっはっはっはっはっは笑い泣き

 

 

私はええで。

 

 

 

 

 

 

私:

 

はっ?

今なんちゅーた?

 

 

 

 

 

 

順ちゃん:

私はマッキーが

何回結婚してもかまへんよ。

 

 

 

 

 

私:

は〜〜〜〜???

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

なんやそれーーー!!

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

 

このなんやそれーーー!!は

順ちゃんの言葉に

がっかりしたなんやそれではなく

 

 

 

100%

 

 

え〜〜?!

なんでそんなん言ってくれるの?

 

なんでそんなにいい人なん??

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

という

感動のなんやそれーー!

でした。

 

 

 

 

 

まずはじめに

 

 

 

ぎゃはははははははーーー!!笑い泣き

 

 

 

とか

笑う人いますか?w

 

 

 

 

でもね。

 

 

私は順ちゃんが開口一番

 

 

 

ぎゃーっはははははははは笑い泣き

 

 

 

と笑ってくれたことに

 

心底安心したんです。

 

 

 

 

 

 

なぜなら

私はこの話を

とてもとても深刻にとらえていたから。

 

 

 

 

正直

誰かに笑い飛ばしてほしかった。

 

(もちろん、信頼して安心している誰か?にね。)

 

 

 

 

そして

その笑いの後に続く

 

 

 

私はマッキーが何回結婚してもかまへんで。

 

 

 

この言葉に

どれだけ救われたことか!!

 

(また泣きそうです。)

 

 

 

 

私がこの世で

もっとも信頼している人

そう言っている!!

 

 

 

大好きで

もっとも嫌われたくない人

私がこんなでもいいって言ってる!!

 

 

 

 

順ちゃんに嫌われないなら

私は

 

世界中の人から嫌われてもいい!!!

 

 

 

 

 

 

こんなに安心で

安全なことってあるのかしら?

 

 

こんなに勇気をもらえることって

あるのかしら!!!

 

 

 

 

私は順ちゃんの大笑いと

たった一言かけてくれた言葉に

心の底からの安心感

安全な気持ちを感じたのです。

 

 

 

 

って

 

 

 

ここまで書いて

思うんだけど

 

 

 

私はこの時すでに

4度目の離婚を

自分で受け入れていたってことです。

 

 

 

 

私が気にしていたのは

4度も離婚する人間は

嫌われて当然!という私の信念が

現実化したらどうしよう?

ということだったんです。

 

 

 

 

私が今の夫と離婚したいと思っていたことは

実はもうこの時には

決まっていたんですよね!

 

(書いててびっくりw)

 

 

 

 

 

さて

ひとしきり順ちゃんに胸の内を開けてしまうと

私は相当ゆっくりしました。

 

 

どうなったって大丈夫!

 

 

 

そうとまで思えるようになりました。

 

 

 

 

よし!!

じゃあ私は自分の部屋に帰るね!!

 

夫に言うか?どうか?はわからないけど

まずは夫のところに向かうわ。

 

 

 

 

順ちゃんにそう伝えると

私は勢いよく順ちゃんの部屋を後にしました。

 

 

 

 

けれども・・・・

 

 

 

ぱたんと部屋のドアが閉まって

再び一人きりの時間が戻って来ると・・・・

 

 

 

 

私はユタのところを出た時のモチベーションに

どんどん戻って行きました。

 

 

 

 

 

どうしよう?

どんな顔して行こう?

 

夫と何を話そう?

 

具合は少しはよくなったのかな?

 

なんか気まずいな・・・

 

 

 

そんな思いを一生懸命押しのけて

6階である自分の部屋に向かいました。

 

 

 

 

 

 

夫と私

それぞれに渡されたカードキーで

部屋のドアをそっと開けると・・・・・・

 

 

 

 

 

 

カチャッ

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

そこで目にしたのは・・・・・

 

 

 

 

 

 

誰もいないツインルーム・・・

 

 

 

 

 

 

あれだけ体調の悪さを訴えていた夫は

私に何も告げないまま

 

どこかに消え去っていたのです・・・・

 

 

 

 

 

 

よく見ると

シャワーを使った形跡がありました。

 

 

 

そして

 

 

いつもの出かける時のカバンがないだけで

キャリーケースは

そのままでした。

 

 

 

 

 

 

出かけたんだ・・・・

 

 

 

 

 

 

これをお読みになっているみなさんにとっては

そんなこと当たり前で

別になんの不思議もない光景かもしれません。

 

 

 

 

 

でも私たち夫婦にとっては

 

 

 

ありえないこと

 

 

 

だったんですよ。

 

 

 

 

 

どこかに出かけるのに

何も告げずに出て行く・・・・・

 

 

 

 

 

こんなことは

絶対にあってはいけないルールだったんです。

 

 

(しかもここは、秋田でもシンガポールでもない初めての場所・・・)

 

 

 

 

 

 

今やどこに行っても

必ず連絡取り合うことができますよね?

 

 

 

 

スマートフォンとインターネットの普及は

私たちの生活を

とても便利なものにしてくれました。

 

 

 

 

もちろん夫も

携帯電話を持っています。

 

 

インターネットも使えます。

 

 

 

 

ポケットWi-Fiももたせてありました。

 

 

 

 

どこにいたって

連絡一本できたはずです。

 

 

 

 

それなのに

何の連絡もなく

 

もぬけの殻・・・

 

 

 

 

 

 

こんなことをする人では

決してありませんでした。

 

 

 

 

どこに行くにしても

必ず一言断りを入れ

 

どこに行くか

伝えてから行く人でした。

 

 

 

 

 

そんな彼が

裏切りとも言える

まさかの失踪・・・・・

 

 

 

 

 

きっとちょっとコンビニにでも出かけたんだ。

 

何か部屋を出なきゃいけない

ちょっとした用事があったんだ。

 

 

 

 

 

私は自分にそう言い聞かせることで

なんとか自分を落ち着かせようとしました。

 

 

 

 

 

時計の針はすでに

夕方の5時を回っていました。

 

 

 

 

 

6時半から

那覇のお友達と

お食事する予定がある。

 

 

彼はそのことをちゃんと知っているはずだ。

 

 

 

 

 

きっとそれまでは戻るだろうと

気持ちを落ち着けて

私もシャワーを浴びることにしました。

 

 

 

 

キューっと締め付けられる胸の不快感と

急に冷たくなり始めた

手足を温めることも期待して・・・。

 

 

 

 

 

シャワーをしている間に

戻って来るかもしれない。

 

 

 

 

シャワールームの扉を開けて

いつ彼が戻ってきても気がつけるようにしました。

 

 

 

 

シャワーが終わっても

彼は戻ってきませんでした。

 

 

 

 

急に自分の体も

この慣れない沖縄の長期旅行で

相当疲れていたことを思い出し、

 

なんとか出かける時間まで

仮眠でもとって時間をつぶすことに

注力しました。

 

 

 

 

ホテルのベッドの真っ白なシーツに包まっても

手足の冷たさばかりが気になるだけで

全く眠くなどなりませんでした。

 

 

 

 

必死に目を閉じて

呼吸に集中してみたり

深呼吸を繰り返したりして

眠くなるのを待っていました。

 

 

 

 

でも私の意識が向かう先は

 

 

 

ならない携帯電話と

 

 

 

もしかすると開くかもしれない

ホテルのドアの

 

 

 

 

カチャッ

 

 

 

 

という音でした。

 

 

 

 

 

 

耳をそばだてることばかりに

意識が行きました。

 

 

 

 

 

携帯電話の音設定が

マナーモードになっていないか

何度も確認しました。

 

 

 

 

そうこうしているうちに

夫からメッセージが来るんじゃないか?

 

 

 

何度も何度も画面を確認しました・・・・

 

 

 

 

 

 

ユタ:

だめだと思ったら、今すぐ切りなさい。

 

 

 

 

 

さっき言われた

ユタの言葉が頭をよぎりました。

 

 

 

 

今のこの状態が

まるで神様からの答えなような気がしました。

 

 

 

 

 

あの時ほど

 

孤独で

誰にも受け入れられず

心が凍るように感じたことはありません。

 

 

 

 

 

そして夫は

ついに出かける時間になっても

帰ってきませんでした・・・

 

 

 

 

 

 

出かける時間になり

待ち合わせの順ちゃんとロビーでおちあいました。

 

 

私は

ありえないほど不機嫌でした。

 

 

 

 

一緒にいく順ちゃんに

我ながら申し訳ないほど

自分を失っていました。

 

 

 

 

 

夫が帰って来ないんだよ。

しかも

どこに行ったのか?もわからないんだ。

 

 

 

 

 

今回の沖縄でも

もっともモチベーションの下がった状態で

 

友人との食事会が始まりました。

 

 

 

 

いつもなら

一緒に来ている彼らの小さな子供達との会話が

面白く可愛く愉快なものであるはずなのに

 

 

 

彼らに申し訳ないほど

子供の声が聞きたくありませんでした。

 

 

 

 

私のモチベーションは

そこまで下がっていました。

 

 

 

 

 

 

食事会も

1時間半もすぎたころ

 

 

やっと夫から

一本のメッセージが入りました。

 

 

 

 

夫:

どこに行ってるの?

 

 

 

 

 

私:

はぁ〜?

今日、那覇のお友達家族と

食事会だって言ってたじゃん!

 

それに

誘ったけど行きたくなさそうなのは

あなただったよね?

 

 

 

どこに行ってるのは

こっちのセリフなんだけど?

 

 

一体こんな時間まで連絡もせず

あなたこそどこに行ってたわけ?

 

 

 

 

 

 

夫:

Wi-Fiが通じなかったんだよ!

Fu○K!!!

なんて使えないWi-Fiなんだ!!!

 

 

 

 

 

(はぁ〜〜?

なんでWi-Fiに切れるわけ?

 

それにホテルにいたら

なんぼでもフリーのWi-Fi飛んでるじゃん!!

 

 

そのホテルにいるうちに

私に連絡しなかったのはあなただよね!!)

 

 

 

 

 

そんな思いが浮かびましたが

私は無駄な衝突を避けるため

その言葉を飲み込みました。

 

 

 

 

 

夫:

それで?

いったい何時に帰ってくるわけ?

 

 

 

 

私:

は?それってどういうこと?

 

 

 

 

 

夫:

だから!

何時に帰ってくるのか

時間だけ教えろって言ってんだよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わった・・・

 

 

 

そう思いました。

 

 

 

 

 

 

この沖縄旅行に来た時から

いえ

来る前から

 

 

私が準備した旅行のことも

私が気を使った飛行機のことも

 

私が心をくだいた通訳のことも

 

あなたが体調を崩して

なるべく体力が回復するように

あなたがよく眠れるように

暗闇で私が静かに過ごしていたことも

 

 

あなたには全く通じていなかった・・・・

 

 

 

 

 

この彼の最後の一言が

 

今日ユタに言われたことの

私が決断するための

最後の切り札となりました。

 

 

 

 

その瞬間私は

夫との決別を決意したのです・・・・・

 

 

 

 

(第7話 崩れ落ちる・・に続く・・・)

 

 

 

 

 

マッキーラブラブドキドキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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