※こちらの続きです
BAKURO(暴露)
https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300729373.html
事件・・・①
https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300791088.html
事件・・・②
https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300845876.html
【予言】
https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300914165.html
迎える崩壊
https://ameblo.jp/makky0310/entry-12301073464.html
失踪・・・
https://ameblo.jp/makky0310/entry-12301201134.html
那覇の友人との夕食会を終えて
部屋に戻ったのは
夜の9時を回った頃だったと思います。
夫との会話は
1つ前の記事に前述した通り
最悪の結果となってしまいましたが
それでも私は
その時に部屋に戻る時は
ユタのところから戻って来た時よりは
ずっと楽なものでした。
ケンカみたいな会話で終わっているとはいえ
夫は今度こそ確実に部屋にいる・・・・
きっと
気まずいのはあると思うけど
それはお互い様・・・・。
話合いさえすれば
まだチャンスはある!
けど
何を言おう?
夫は本当のところ、何に怒っているんだろう?
私だって言いたいことがある!
さっきのケンカの続きになったっていい!!
話合えればきっと分かり合える。
いくらユタには
あんな風に言われたって
すでに2年もの付き合いがある夫と
そうそう簡単に別れるはずはない。
所詮占い・・・
信じるか?信じないか?は
私次第じゃない!
先ほどのメッセージでのやりとりが
どんなにショックなものだったとは言え
チャンスは絶対にあると思っていました。
話し合いさえすれば
きっと分かり合える!
部屋に戻る前までは
そう疑っていませんでした。
ほんの少しドキドキしながら
部屋に戻ると・・・・
部屋の中はすでに
真っ暗でした。
前日の夜に万座のホテルで
そうだったように
(私は夫がゆっくりと眠れるように、夫がベッドに入ったタイミングで部屋のあかりを落とし、その後1階フロント近くのソファまで行ってブログを書くか、薄暗い部屋で、スマホで動画を見るなどしていました。)
夫は部屋を暗くして
すでにベッドの中にいたのです。
(私が帰ってくるのを知っていてこれなんだ・・・・)
急にがっかりした気持ちになりました。
夫は真っ暗なツインルームの
窓側に位置するベッドに陣取り
頭まですっぽりと真っ白なベッドカバーをかぶり
静かに動きませんでした。
彼のそのシルエットから
私の方を向いているのではなく
同じく窓の方を向けて
身体を折っているのが見えました。
その様子はまるで
私とのコミュニケーションを
徹底的に避けているようでもありました・・・
声をかけるのもはばかられ
だって
ぜんぜん話し合う姿勢とはかけ離れていますよね。
(本当に寝ていたのか?寝たふりだったのか?は、今になってはわかりません。とにかく、私はそれが寝たふりだろうが、嘘寝だろうが、寝ていますというアピールしている人を邪魔することがとても嫌なので、そっとしておいたのです。)
余談なんですが
沖縄での宿泊した部屋は
これでもか!というほど
予約したすべての部屋がツインルームでしたw
びっくりしたのは
同じように予約した
順ちゃんの部屋が
すごいでっかいキングサイズのダブルベッドだったのに
なぜか2人で予約している私たちの部屋が
ツインルームだったことです。
順ちゃんが気を使って
とりかえようか?
と声をかけてくれたぐらいです。
まるでその時から
もう二人はセパレート(別れ別れ)になるんだよ
そう言われているようで
仕方がありませんでした・・・。
話しあいもへったくれもありません。
前日と同じように
私は部屋のあかりを落としたまま
静かにシャワーを浴び
その後夫と同じように
室内側にある自分のベッドに
くの字になって寝ました。
絶対に夫の方を向かないように一晩中気を使いながら・・・・・。
次の朝
帰る時間になっても
私たちは2コト3コト声をかけあっただけで
特に声をあらげるケンカをすることもなく
那覇空港に時間通りに向かいました。
空港についても
全く会話のない二人・・・・。
何をしゃべっていいいのか?もわからなかったけど
二人ともこの沖縄の旅で
とても疲れていたのもあったと思います。
その日も夫は
私に対する気遣い0(ゼロ)で
空港の中
ズンズン一人で先に進んでいく・・・。
こんなことは
今までの2年の間に
慣れっこになっていたので
特段傷つきもしませんでしたが
それでも私は
昨日までの出来事があって
この人どうするんだろう?と思い
意地悪な実験をしました。
ズンズン先にいく彼をそのままにし
私は空港の中
一人立ち止まったのです。
そしてどこで気がつくか?
彼をじっと観察していました。
(これはシンガポールでも何度もやっています。)
すると彼は
全く振り返ることもなく
自分たちが向かうべくゲートに
ズンズン進んでいきました。
私は急に
そうしていることすらすっかりばかばかしくなり
気分を変えるため
お土産屋さんに方向を変えました。
彼からみたら
私の機嫌が悪く
いかにも怒っていることは
見え見えだったと思います。
でも
どう声をかけていいのか?も
わからなかったのでしょう。
実際私も
昨夜のあの揉め事から
何も言ってこない夫に
どう声をかけていいのか?
さっぱりわかりませんでしたから・・・。
はたして
機内に乗り込む時間となりました。
この時も彼は
私の方を振り返ることもなく
ズンズンと機内に進んで行きました。
そしてまるで来た時と同じように
事件・・・①
https://ameblo.jp/makky0310/entry-12300791088.html
私に一言もたずねることもなく
窓側の席を陣取ろうとしたのです。
もうこの時は
私はみじんも怒っていませんでしたが
私の脳裏には
こんな思いがありました。
(私はあきらかにこの人を甘やかしすぎたんだな・・・ちゃんと教えてあげなければならなかったんだ・・・。)
言葉で言ったところで
来た時と同じように
理解してもらえるとは
1ミリも思えなかったので
Hey!!
と言って
目で訴えました。
さすがに何かを察した彼は
さっと立ち上がりました。
私はその瞬間
彼が今まで座っていたそこに
即座に座り込みました。
全く同じことが
乗り換えの羽田空港でも起こりました。
学ばないんだな・・・
という非常に虚しい気持ちが
私をさらにドッと疲れさせました。
その後も彼との出来事は
ずっと続いていくのですが
私はこれを書くことで
まるで彼の悪口とも言えることを
記述していかなければならないことに
もう我ながらすっかり嫌になっています。
なので
これ以上は勘弁してください。
ただ1つ
この後も彼の言動は
私の
沖縄での決断をくつがえすまでにならなかったことだけは
お伝えしておきます。
人は自分含め
そうそう簡単に
変われるものではありませんものね。
沖縄から秋田に戻って
たった2日目で
私の中で何か?が
とうとう限界を迎えました。
朝起きると
何もすることがない彼は
(もちろん何もすることがなかったでしょう。)
ソファーに座り
株の取引とか
iPadでのゲームとか
そんなことに時間を費やすのみでした。
そんな彼の様子に
私の気持ちは限界を迎えていたのです。
その様子は
気の毒ではありましたが
同時に私から
やる気とかポジティブな気持ちとか
全部なくすに十分でした。
やって欲しいことは
山ほどありましたが
(掃除とか?ゴミ出しとか?手伝えることはいっぱいあるよね?)
もうそれを伝えることにすら
エネルギーを使いたくない気持ちになっていました。
そして何よりも
そうするしか他にすることがないとは言え
日がな一日
夫のそんな姿を見ていることは私にとって
耐え難いものでした。
もし今後も夫と結婚生活を続けるとしたら
これが一生続くんだ・・・
その考えは私を
非常にネガティブにさせました。
グータラな夫が許せない!
とか
そういうことではなく
何もすることがない夫
何もできない夫(言葉が全く通じない)
けれども
それに疑問すら持っていない夫
(そんなに暇なら日本語の勉強とかしないの?)
気候の違いに
身体の不調を訴える夫
生きながらにして
死んでるような生活ぶりな夫・・・・
(夕方になると、これまた私が買い揃えたビールを勝手に冷蔵庫から取り出し、飲み始める・・・これが彼の生活のリズムでした。)
そして何より!!
それを
ただやらせている自分!!!
私と結婚したことで
私は彼の人生をこんな風にして
引き止めてしまっているんじゃないか!
という
自分を責める気持ち
こんな気持ちを持って
一生過ごさなければならないか?と思うと
それが私にはすでに限界でした。
私は生き生きとした夫が見たかったし
日本に来るコトで
すぐに体調を崩す夫を見たくなかった。
(なぜならそれは、私のせいだと感じるから。)
夫が帰国するまでは
まだ5日以上の日数がありましたが
私の中では限界でした。
そして夫にこう告げました。
本当に申し訳ないけれども
この(秋田の)家から出て行ってくれないか?
夫ははじめこそ
受け入れられない表情をしていましたが
私の真剣な訴えに
とうとう首を縦に振りました。
私は東京にマンションを借りていましたので
帰国までのあと数日を
そこで過ごしてくれるように頼みました。
夫はその日のうちに
東京へと移動して行ったのです・・・。
さて
長く長く続いたこの物語も
もうそろそろおしまいです。
これをここまで真剣にお読みくださったあなたに対して
私が感じていることは
こんなネガティブな夫婦の話に
ここまで付き合わせてしまい
本当にごめんなさい
というもの。
どんなにか暗く
ネガティブな気持ちにさせたことと思います。
本当にごめんなさい・・・。
あと少しだけ
お付き合いくださいね。
この物語を
そして
私の夫とのストーリーを
きちんと閉じたいのです・・。
夫がシンガポールに戻る最終日
たった一日だけ
夫と東京でかぶる日がありました。
次の日から私は
講座が入っていました。
夫が大嫌いだとか
大げんかの末のこの結末ではありませんでしたので
この離れていた5日間に
何かしらの変化が起きていないか?
という淡い期待と共に
夫がいる東京に向かいました。
5日ぶりにあった夫は
まるで叱られた子犬みたいに
とっても小さくなって見えました。
(シュンとしていました。)
彼なりに思うことも
たくさんあったのでしょう。
その彼の姿は私に
一瞬
今までのことを全部許してあげたい!
と思わせるに十分でしたが
そんな思いは
すぐに消え去りました。
この男とは絶対にうまくはやっていけない
私の中の感覚は
強情にそう言い続けていました。
馴れ馴れしく私に触れようとした彼に
私はさっと身をかわすことで
彼のその態度による仲直りの申し出を
断っていました。
自分でもその態度にびっくりすると同時に
魚座な私は
それがどんなに彼を傷つけたか?と思うと
とてもショックでした。
私の気持ちは
頑なな石みたいな様子ではなく
突くと水が溢れ出す
水がいっぱいになったバケツのようでした。
何があっても
何を見ても涙が出ました。
今のこの結果が
なかなか受け入れられずに
けれどもそんな夫を
許してあげることもできずに
私は
私自身が存在しているだけで
悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。
夫が帰る日の当日、
私は東京駅で個人セッションが入っていました。
夫がマンションから出る時間までは
なんとか戻れる時間でしたが
せっかちな夫は
私がちょうど丸ノ内線で池袋についたあたりに
今から家をでます。
ここからはインターネットがつながらなくなるので
メッセージはできません
そう連絡が入りました。
ほんの少しだけ
あと10分待ってくれていればいいのに・・・・
私は夫をちゃんと
京成スカイライナーが走る
日暮里駅まで
見送って行きたかったのです。
だってもしかするとこれが
最後の別れになるかもしれない・・・
池袋の駅から
自宅マンションに戻るまで
じっと視界だけに集中して
歩き続けました。
もし彼が向こうから来るのが見えたなら
今度こそ許してあげよう
神様どうかお願いです・・・
どうか彼が向こうから歩いてきますように・・・・
どうか私が彼を許してあげる
最後のチャンスをください。
私はそう願をかけて
彼の姿だけを探して歩き続けました。
周囲より
1つ背の高い男性を見つけると
それが彼ではないか?と
期待を込めて見つめました。
でもそれのどれも
彼ではありませんでした。
結局
彼はいませんでした。
池袋の町の
あれだけの人がたくさんいるのに
その中に私は彼を
とうとう見つけられませんでした。
これが神様からの答えなんだ・・・
そう思うしかありませんでした。
私は彼が
今さっきまでいたであろう
少し暖房のぬくもりが残る
自分の部屋に一人戻り
床に突っ伏して
嗚咽しました。
そして私たちはとうとう
その後2度と会うことなく
今に至るのです・・・・・。
私の長いストーリーはここでおしまいです。
私はなぜ今自分が
急に思い立ってこれを書き始めたのか?
未だに自分でもわかりません。
けれども
熱に浮かされたみたいにタイピングし続けたこの3日間には
何かしら?の重要な意味があるのだと思います。
今はまだその意味が
私にはさっぱりわからないのだけど
神様というのは
ちゃ〜んとそれが何かのか?を理解していて
いく日も経ってから
その意味を急に教えたりしてくれるのです。
あなたにとっても
何か意味のある物語でありますように・・・・
心の底からそう願ってやみません。
(終)
マッキー